沖縄の地で開催された第30回全国青年保育者会議から早15年。この期間に、保育界において待機児童解消が重要課題となった結果、たくさんの施設整備が行われ、規制緩和による株式会社の参入、子ども・子育て支援新制度や幼児教育の無償化などが実施されてまいりました。その度に、青年保育者達が全国の仲間とともに議論し、変化し続ける社会情勢に合わせて保育の在り方を見直し、より良い保育のスタイルを築きあげてきました。しかしながら、突如未知なるウイルスの流行に直面し、積み上げてきた保育の足跡が、自問自答の日々に代わり、苦戦苦闘しながら保育運営に励んできたことも事実です。
今回、沖縄大会テーマとした「紡ぐちむぐくる憧れからの継承」は、特殊な沖縄情勢の元、ひた向きに目の前の子どもたちのために保育を創ってきた先輩保育者たちの子どもたちに対する誠実な思い。そして、その背中を見ながら育った私たち2代目・3代目の青年保育者が先輩方の思いを大切に受け継いでいくことを意味しています。大切な思いを受け継ぎながらも、VUCA時代を生き抜いていかなければならないこれからの子どもたちのため、今、私たちに出来ることは何があるのか?何をしなければならないのか?本研修会では、今、そしてこれからの教育・保育について語り、全国の大切な保育者の皆さんとともに、こどもまんなか社会に向けて、学び多き研修会となるよう準備をしてまいりました。~Yuukiと共に大きなわ~になり、これからの保育を語り合いましょう。